東北ダートトライアル切谷内
『もとじ氏、観戦記』
8月9日、東北は青森県にあるサーキットパーク切谷内で行われた
全日本ダートラ第6戦に、横向き隊東日本担当として行ってまいりました(笑)
会場の切谷内というのは、東北新幹線の終着駅、八戸のすぐ近く。
とはいえ神奈川の自宅からは片道750km。
途中観光かたがた寄り道をしたので、往路は950kmもの長大リエゾンを経てやっと会場につきました(^_^;)
ええ、コドラはいませんが何か?
つっこめません…。↑┏(|||。_。)┓
さて前日の長距離運転の疲れからか、はたまた某女優逮捕のニュースを夜遅くまで見ていたせいか(←×)、
当日は痛恨の朝寝坊・・・_| ̄|○
電話を頂いたヒサさんに「えっ?まだ宿!?」と驚かれましたさ。
そんなこんなで会場到着。
すでに第1ヒートは始まっていましたが、さいわい北村選手のいるSA2クラスの出走には余裕で間に合いました(^_^;)
奥に見えるマイクロバスは・・・ 来賓室との由。 たしかにエアコンも効くし、土ほこりも雨もしのげるもんね(笑)
そして我らが北村和浩選手の一本目。
この続きは、動画の方でご確認ください(^_^;)
この続きはCMの後で!というギョーカイのお約束みたいやな。
第1ヒートは1位北村選手、2位荒井選手というオーダーで終了。
今シーズン第1ヒートはリードしながら第2ヒートで逆転されるという悔しい試合運びが続いていますが、今回はその流れを断ち切れるか?
パドックはご覧のように、はるか崖の下に広がっています。
観戦には体力使いそうだけど、面白そう〜♪
崖の下の隊長。 ポニョ?
第1ヒート終盤で怪しい煙を吐いていたエンジン。 なんとかもう一本持ち堪えられるか?
北村選手にご挨拶したら、そっぽを向かれました_| ̄|○
というわけではなく、ご自慢のTシャツのプリントを見せて下さいました(笑)
メカニックさんが着ているのはニューデザインかな?
はるばる青森まで行ったという記念写真。
さすがに今回は青いTシャツを着ていきました(^_^;)
そしてダンロップキャップというコーディネート、これはピーコに評価されても大丈夫ですね。
こちらのマシン、実はウチの近所にいつも止まってまして
毎朝、このマシンの横を歩いて会社に行ってます(笑)
なぜこんなところに、フェラーリF40が!?
お昼の完熟歩行タイム。 右:炭山選手、中:北村選手、左:谷田川選手
−− 日本の早い人達。
ナニカが気になる父炭山選手?
一本だけ明らかに他と一線を画したラインが刻まれています(^_^;)
これでべストタイムを獲るんだから、相当調子良かったんですね。
ええっ!ただの事故現場じゃないんですか?!
最近、こういうモノを見ると、写真撮らなければいけないという強迫観念に駆られます。 確かにッ!
一番の見せ場のギャラリーコーナーです。
どれだけ勾配がキツイかおわかり頂けるでしょうか?
ギャラリーは高台の上から、迫力のコーナーリングシーンを楽しむことが出来ます。
例の来賓室(マイクロバス)も見えますね(笑)
さすが来賓室は、高台コーナービューの1等地に建ってます。
そして第2ヒートスタートです。
第1ヒートの時はギャラリーコーナーで見ていたんですが
北村選手に「上まで行ってごらん。面白いよ」と言われたので
アドバイスに従って、斜面の一番上の方まで登ってみました。
第2ヒートは路面コンディションが良くなり、クラスによっては3〜4秒もの大幅タイムアップが続出しています。
「こういう路面だとランサーの方が有利なんだよなぁ」とは北村選手のつぶやき。
はたして勝負の行方は?
このインテグラは数秒後に・・・
まさに目の前で転倒。幸いドライバーさん無事でした。
こういうのをしょっちゅう見てると、一般車にもロールバーは必要なんじゃないかという思いにかられます。
お世話になりたくはありませんが、必要だと思います。(゜−゜)(。_。)
転倒の際にタイロッドが折れてハンドルが効かなくなったようで、オフィシャルが前輪をガンガン蹴飛ばしながら排除しています(^_^;)
マシンの回収が終わり競技再開です。
すでにお気づきでしょうが、北村選手と荒井選手の画像はありません。
しょうがないじゃん、一人で動画も撮ってたんですから(開き直り)
ということで、両選手の走りは動画の方でお楽しみください。
結果は第1ヒートから2.6秒のタイムアップで首位キープ!
荒井選手も猛烈な追い上げを見せましたがわずかに届かず、
見事北村選手が今シーズン初優勝を遂げました!!
走行を終えた北村選手。さっそく炭山選手が祝福に訪れています。
取材を受ける北村選手。
実に一年ぶりの優勝となった北村選手はとてもご機嫌♪
櫛田選手から優勝祝いに頂いたカキ氷を美味しそうにパクついています。
表彰式を前にお片づけ。 この積車、ETC1000円の対象外ということで残念がっておりました(笑) 積車のナンバーは、『4569』ヨコムクです♪
レガシィってこういう使い方もあるのか、と感心した一幕。(ウチはやりませんよ!)
いよいよ表彰式!
北村選手が表彰台の一番高いところに登るの、実は初めて見ました。
だってラリホの時には表彰台、無かったですからね。
こういう公の式典では険しい表情をしているように見えますが、実際は終始ニコニコされていたことを付け加えておきます(笑)
これまで丸和でしかダートラを見たことがなかったのですが
正直、あまりダートラに面白さを感じなかったんです。
ところがこの切谷内のコースは起伏に富んでいて、レイアウトも魅せるものになっていて
観戦エリアとコースの距離も近くて、迫力満点で見ごたえのあるコースでした。
そのおかげか、ダートラってこんなに面白かったんだ!と今回初めて思うことが出来ました。
いかんせん距離的なハンデが大きいので(今回の総走行距離1669km)
再訪するというのはなかなか難しいですが、行ってみたいという人がいれば自信を持ってオススメできるコースだと思います。
最後に、北海道から九州まで全国あまたの横向き隊がいるなかで
今年いの一番に隊長の優勝シーンに立ち会えたこと、本当に光栄だと思います。
今シーズン残り2戦、みなさまもこの喜びを味わえるよう祈念しつつこのレポートを締めくくりたいと思います。